税理士が行う租税教育について

江戸川区内の小・中学校、高等学校などに対する税理士の講師派遣について

 私、渡辺が所属する東京税理士会江戸川北支部では区内の小・中学校、高等学校などに税を通して社会を考える「租税教室」の講師派遣を積極的に行っています。

この国の未来を託す子供たちに税と社会の密接なかかわりと議会制民主主義における主権者としての権利と義務の重要性をアクティブラーニングを通して体感してもらう授業です。
私渡辺も講師として区内の小中学校に訪れて授業を行っています。(最近はあまり行けてないですが。。)

授業の内容としてはこんな感じです。(小学校シナリオより)

1.なぜ税金が必要なの?

2.税金の種類と仕組みは?

3.日本の財政の現状は?


税の種類や特徴といった具体的な話はあまり重要ではなく、税という制度を考え、より良い税制を構築するために欠かせない2つのキーワード

「私たちが主人公」 → 国民主権

「思いやり」 → 税の公平性

の重要性を認識してもらうことが主眼になっています。


因みに令和5年度の江戸川北支部の講師派遣実績は

区内小学校36校

区内中学校7校

高等学校・専門学校3校

となっています。


東京税理士会江戸川北支部では、「租税教育」は税理士として大事なミッションの一つと捉え、活動を活発化しています。